
我が家の中では民宿扱いのマカオのホテルです。寂れてて鄙びたところが素敵でした。が、2005年末に大改装を決行して、ホテルらしくなってしまっちゃいました(以前の姿は、写真イマイチなんですが
コチラでご覧になれます)。でもでも、ゆーったりのーんびりできる素敵なホテルです。

ホテルで寝るだけだったら市内中心部のホテルで充分でしょうが、ホテルライフを楽しみたい、しかも人があまりいないところでというのであれば、もうすぐなくなっちゃうハイアットやウェスティンよりもこちらがいいですよ~。ただし、いろいろ不便もあるので、安宿や民宿、安ホテルに慣れてる方にはオススメしますが、高級ホテルじゃなきゃイヤって方はやめたほうがいいでしょう。

この
竹灣酒店を知ったのは、
『マカオ発楽園行き―香港・マカオ・台北物語』という文庫本で。著者の高飛び先が竹灣酒店なのです。この本で、マカオで簡単に手に入るポルトガルワインの
緑ワイン(ヴィーニョ・ヴェルデ)も知り、すっかりマカオ(&ポルトガル)に魅せられた我が家は新婚旅行先をポルトガルにしちゃったぐらいです。
さて、竹灣酒店ですが、以前は電話予約しても予約入ってなかったりとまったくダメダメなところだったのですが、最近は違います。メールで予約したら、即返事が来て、「クレジットカードナンバーをお知らせください」ですって。
竹灣酒店の長所をあげていってみます。
■お客さんのほとんどは欧米人。香港のお休みのときにしか行けない我が家が泊まるときは、香港在住の欧米人が多いように思われます。場所が場所なだけに、中華系のお客さんはいません。ただし、市内中心のホテルがパンク状態のときに、多少泊めたりしてるよう。まあ、中華系のお客さんは泊まってたとしてもホテルで過ごす時間は短いかな。

■オーナーがポルトガル系。以前からもポルトガルしてたホテルですが、大改装により、家具がポルトガル風に変身。家具だけ見てると、
ポウサダ・デ・サンチャゴに泊まってるような気分にもなれます。我が家はポウサダ・デ・サンチャゴにも泊まったことありますが、竹灣のほうが居心地いいなぁ。ホテル代も竹灣のほうが安いしね!
家具もいいけど、バスタブもいいんですよ。スーペリアルームのバスタブは欧米人サイズにしても無駄に広い。スタンダードのほうは親子ふたりで入るのにいいぐらいかな?シャワーをひっかけるところがないし、シャワーカーテンもないんで、バスルームが水浸しになりますが、まあ、そのへんは目をつぶるしかないかな。
ちなみに改装後、お部屋とバスルームの間の壁が、ガラスになりました。ブラインドで隠せますけど。子供には大ウケです。

■目の前が竹灣ビーチ!まあ、ビーチは対岸が中国というのもあってゴミが気になりますし、砂まじりの水が流れてくるという場所なんで茶色い海。ダメな人はダメでしょうが、うちの娘の砂遊び場としては問題ありません。

欧米人の方々はよく寝転がって、体を焼いてます。先日は、白人の(たぶん)若いお姉さんがノーブラで波と戯れてたのも見ちゃいました。

ちなみにビーチ近くに公営プールがあって、こちらは混んでます。ひょうたん型のようなユニークな形をしたプールなんですよ。これって、やっぱり元ポルトガル領だからでしょうか?

■ホテル内のプールはほぼプライベート・プール。深いプールと、子供用のとても浅くて、小さなプールがあります。泳いでるお客さんは、たまに欧米人一家がという程度です。大きなプールじゃないけど、水浴び程度に楽しむのであれば充分です。

特に小さなお子さんがいるご家庭にとっては、子供用プールの存在はありがたいはず。ここ、歩けるお子さんだったら、ちょうどいいサイズのプールですから。

■レストランの料理が意外と美味しい。以前はそれほどと思ってたんですが、どうもポルトガル系と思われるシェフが厨房に入ったようです。あと、オーナーの息子さん(次男)がレストランでウェイターやってます。3,4年前は高校生ぐらいだったんだけど、成長したもんだ!

こちらのレストランのメニューはけっこう本格的なポルトガル料理になってました。軽く食べたけど、あさりのポルトガルベーコン入りのワイン蒸しかな?これ、絶品でした。あと、ポルトガルの生ハムもちゃんとあるし、ポルトガルワインもいろいろあります。
土曜の夜は、お庭でBBQやってます。以前貸切BBQしちゃったんですが(客は我々だけだったってことね)、先日はパーティ!?ってほどの人数でにぎわってました。内容がよくなったんだと思われます。日曜のランチタイムにはポルトガル料理のブッフェもやってるようです。

■レストランの奥のほうに、暖炉があります!ホンモノの暖炉ってここで初めて見たかも。冬場は大活躍ですよ。けっこうマカオも寒いですからね。旧正月に長居したときには、暖炉の火にあたりながら、ぼーっとしてました。

■レストランの前に庭があり、改装後はきれいな石畳+ヨーロッパな噴水となってます。ここでBBQしたり、お茶飲みながら海を眺めたりできます。パラソルがいくつかたてられてたり、各国国旗があったりとなんとなく、のんびりできる環境です。
■スタッフがフレンドリー。まあ、年に1,2回必ず行ってるんで、おぼえられてるってのもありますが、部屋数が30ぐらいと少ないので、スタッフもお客さんのことをちゃんとおぼえてくれてると思われます。
以下、竹灣酒店の短所をあげていきます。
●階段と坂だらけ。説明難しいのですが、レセプションのある階にプールやレストランがあり、その1階下がスーペリアルーム、2階下がスタンダードルームのある階という3階建ての建物です(小高いところにあるんで、こんなつくりになってます)。で、エレベーターとかないんで、階段。またバスが通る道にでるには、プール脇から階段をのぼっていかねばなりません。もしくはかなりの坂道の道路を歩いて行くって感じ。妊婦にはきつかった……。
●建物が古いんで、改装したとはいえ、いろいろ問題あり。ベランダ側のドアのたてつけはあいかわらずダメだし、バスルームでシャワーしてると、部屋のほうに水が漏れてきたりするし(部屋によるでしょうけど)。私は我慢できる範囲ですけどね!
●市内中心部に出るのは面倒。バス一本で出れるけど、コロアネと中心部を結ぶバスは古くて小さくて運転も荒いと乗り心地悪いんですよね。タクシーだと80HK$ぐらいはかかりますしね。
こんなところでしょうか?一度だまされたと思って、お泊りになってみてください。日本人だったら、気に入る方が多いのではと思います。我が家は、日本に完全帰国したら竹灣酒店に簡単に行けなくなってしまうと今からかなり心配してたりするぐらい、気に入ってます。
【
竹灣酒店(ポウサダ・デ・コロアネ)】
澳門路環竹灣海灘旁
tel:853-882143/44
e-mail:pcoloane@macau.ctm.net
[Room Tariff]
Superior Double room: PTC$ 880.00
Standard Double room: PTC$ 750.00
Extra bed PTC$ 200.00
Baby cot PTC$ 100.00
All above rate is subject to additional of 15% service charge and tax.
※友人モリモリさんが2007年8月に撮った写真は
こちらです。うんうん、竹灣、変わってないなぁ。